Vinelinux6.0にSkype 4.0をインストール
えー、HPのカウンターなんてものは20世紀に置き忘れられたはずですが
ついに14年目にして先日20万アクセスを達成致しました。おめでとう!ありがとう!
どうぞこれからもよろしくお願いします。
一昨日、Skypeが各OS一斉アップデートされました。
さらにLinuxがbeta版からSkype 4.0 for Linuxになったということで
Vinelinux6.0に入れてみました(Project Vineの皆様いつもありがとうございます)。
といっても、2.2betaの時のようにstatic/dynamic版のtar.gzは提供されないようなので
Fedora16用のrpmを展開して、バイナリを利用させてもらいます。
事前調査のまとめ
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vinelinux6.0のlibstdc++.so.6.0.13はGLIBCXX_3.4.13
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skype-4.0.0.7はGLIBCXX_3.4.15に依存
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ubuntuの64bit用パッケージのバイナリも32bitを参照している(?)
インストール手順
1.各ミラーサイトからVineSeedのlibstdc++のrpmをダウンロードする
cd /tmp wget http://[ミラーサイト]/pub/Linux/packages/Vine/VineSeed/i386/RPMS.main/libstdc++-4.6.2-3vl7.i686.rpm
2.rpmからlibstdc++.so.6.0.15を取り出して/usr/lib/へ、リンクの貼り直し
$ rpm2cpio libstdc++-4.6.2-3vl7.i686.rpm | cpio -id $ sudo cp -a ./usr/lib/libstdc++.so.6.0.15 /usr/lib/ $ sudo rm /usr/lib/libstdc++.so.6 $ sudo ln -s /usr/lib/libstdc++.so.6.0.15 libstdc++.so.6
3.Skype公式サイトからFedora16 32ビット版rpmをダウンロードする
※2012年6月16日現在のファイル名:skype-4.0.0.7-fedora.i586.rpm
4.Skypeを展開、インストール
$rpm2cpio skype-4.0.0.7-fedora.i586.rpm | cpio -id $sudo cp -a ./etc/* /etc/ $sudo cp -a ./usr/* /usr/
5.Skypeを起動
$skype
これで起動します。
手順がちょっと冗長だったりしますが、必要なパッケージがあれば随時追加してください。
※ x86_64の場合
以下compat32各パッケージが必要です(もしかしたら不要かも?)。
sudo apt-get install compat32-libXv sudo apt-get install compat32-libXScrnSaver sudo apt-get install compat32-alsa-lib sudo apt-get install compat32-qt4
※ Skype Public APIの利用について
Vinelinux5+skype2.2(static)でのtransportはX11のみでしたが、上記ではDBUSも利用できます。
※上記はlibstdc++を置き換えているので別途不具合が出るかもしれませんので、自己責任でお願いします
それはそうと・・・
MacOS X用のクライアントもバージョンアップしたんですが
アプリケーション名が「すべて」になってるのはうちだけですか??
これは20万越え記念の優良エントリーですね!