アナログのデジタル化が進む21世紀。
地デジに代表される、身の回りに訪れるデジタルデバイス・デジタルガジェットの波は
20世紀が描いた21世紀を一つずつ確実に満たし、越えてて行ってるのではないでしょうか。
そんな中、逆にアナログがデジタルになることなく、20世紀を懐かしみ
永遠にアナログのまま、進み続ける者たちもいます。
それは同時に「今の若い子は見た事がない」なんて言葉を次々に生み出す要因となっています。
今日はそれを如実に表す20世紀の忘れ物のご紹介、みなさんご存知の「テープ」。
一時期20.5世紀を感じた「DAT」なんてものもありましたが、アナログのテープです。
鉛筆をいれてぐるぐる回す、回転するものが回転しないものへと変わるのがデジタルと認識させられたり。
そんなテープは先日電気屋での会話にでてきました。
おばちゃんが「20分のテープありませんか〜?」
店員さん(若め)「いやーないですかねぇ・・・あっ、あったありました!でも10本セット!」
みたいな会話をしてました。カラオケ練習用ってやつですかね。
とにかくアナログはユニバーサルデザインです。
操作はかんたん、録音ボタン、停止ボタン、巻き戻し早送りボタン、再生ボタンのみ。
これはユニバーサル・デザイン・テープですね。略してUDT。
そんな誰にでも、どこにでも使われるテープの一例がこちら↓
こちらはスーパーのおにぎりコーナーです。
ど真ん中にカセットデッキで使われたらしきテープのケースがあります。
何が入っていたのかな?と見てみると・・・↓
どんな内容かむちゃむちゃ気になるー!
これは今の若い子じゃなくても見た事がない。
デジタル化が進む中、まだまだテープにもアナログにも
無限の可能性があることを忘れずにデジタルを楽しんで行きたいですね。
2007年7月25日、和歌山のガーデンパークMESA OKUWAにて。